おじいちゃんの話

いつも行かせて頂いてる、弥刀の介護施設に今日も来ています♪

なかなか遠いんですけど、やっぱりおじいちゃんや、おばぁちゃんと話をするとおもしろいですよね♪

そんな中、本日初めてのおじいちゃんの話が凄く印象に残ったのでそのお話を。 

今日話をしてくれたおじいちゃんは、カット15分の間だけでしたけど、

「……やっぱり、そうなんか。」

という内容でした。 

👴「人なんてこの歳にならないとわからない事だらけですわ。お兄ちゃんも見栄とか早よ捨てて思いやり持ってたら何でも上手くいくよ～。」

👦「そうなんですね、それでも若い時ってそれが難しいですよね？結局周りの目とか気になってる気がします。」

👴「そうやねんけどな。それが早くわかるなんて思い過ごしや。

この歳なってハッ(゜ロ゜)ってなんねや。もう、そん時は何も残っとりゃせんけどな。」

👦「なるほど、でもオシャレしてた時もあるんでしょ？」

👴「僕、昔は洋服作って売ってたんやけど、ほとんどが着てるつもりが着られてますわな。どんなにエエ物買って着てても、どこにでもあるもんを上手に着てる人の方がよっぽどオシャレでっせ。

オシャレな人ほど物を大切にしてはるわ。

物へ対する思いやりは、作った人間に対しての思いやりでんな。もっと早よ知ってたら色々変わったやろなぁ～。兄ちゃんも気付くときが来るやろけど、それが人生やわ。だからおもろいんやろな。周りのいうことに腹立てたらあきませんで、ありがとう、ありがとう言うて聞けるようにならんとな。」

👦「そうですね、若い時は全然出来ませんでしたね。

今でこそ、こうやってココに来させて頂けてるって思える様になりました。」

👴「男のオシャレはお兄さんがやってくれる髪の毛だけや思うんや。一月経ったら元通りやろ？元に戻ってまうんは髪だけや。服は勝手には伸びんもんな(笑)シンプルなんが一番や！兄ちゃんえぇ仕事就いたでホンマに！気持ち良かったわ！ありがとう！」

👦「ありがとうございました！

………………(゜ー゜)。」

○飾っても飾れない。

○思いやりがないとダメ。

○男はシンプルにオシャレしなさい。

○全てが手遅れになる前に良く見なさい。

○若いからこそ、感謝を持ちなさい。

って内容だった気がする。

おじいちゃん達を見てて、昔はいじめっ子もいじめられっ子もいて、エリート街道爆走の人もいれば、家庭第一の方もいて、皆バラバラなはずやのに結論が結構皆似てる気がする。

※写真は関係ありません。

80年以上一生懸命生きてきた人達だからこその言葉の重みがある気がする。

これからもこういう時間を大切にしようと思いました。

ちなみに、こちらの施設です♪